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社長ブログblog

2024.04.01

マイナス金利解除後の住宅ローンの適切な選択とは?

本日2024年4月1日エイプリルフールですがネタではなくちゃんと書いてます!w

マイナス金利政策の解除が住宅ローン市場に与える影響は計り知れません。これまでの低金利環境が終わりを告げ、多くの借り手が新たな金利の現実に直面しています。皆様も不安に思う事も出てきているかと思います。
この記事では、固定金利と変動金利の選択について、マイナス金利解除後の状況を踏まえて考えてみます。


まずは、メリットデメリット!

固定金利のメリットとデメリット

固定金利の最大の魅力は、ローン期間中の金利が変わらない安定性にあります。これにより、毎月の返済額が一定となり、将来の金融環境の変化に左右されずに済みます。しかし、変動金利に比べて初期の金利が高めに設定されることが多く、金利が下がった場合にはその恩恵を受けにくいというデメリットもあります。

変動金利のメリットとデメリット

変動金利の最大の利点は、市場金利の低下に応じて返済額が減少する可能性があることです。初期の金利も固定金利より低く設定されることが多いため、初期コストを抑えることができます。しかし、市場金利が上昇すると返済額も増加するため、金融環境の変動に対するリスクを負うことになります。

マイナス金利解除後の環境での選択

マイナス金利政策の解除は、将来的な金利上昇の可能性を示唆しています。このような環境では、固定金利が安心感を提供し、予測可能な返済計画を立てやすくなります。一方で、短期間での住宅売却や返済計画の見直しを考えている場合は、変動金利の方が有利な場合もあります。

どちらを選ぶべきか

適切な金利タイプの選択は、個々の金融状況、リスク許容度、そして将来の金利動向への見解に依存します。固定金利を選択することは、将来の不確実性から身を守るための保険とも言えます。一方、変動金利はより柔軟性があり、市場の低金利期にはメリットを享受できます。

固定金利と変動金利の具体例

固定金利のケーススタディ

例えば、ある借り手が固定金利で住宅ローンを組んだ場合、ローン期間中の金利は変わりません。これにより、経済状況がどのように変化しても、返済額は一定です。この安定性は、家計の予算管理を容易にし、将来の計画を立てやすくします。

変動金利のケーススタディ

一方、変動金利を選んだ場合、市場の金利動向によって返済額が変動します。金利が下がれば返済額も減少し、その分、他の支出に充てることができますが、金利が上昇した場合、返済額の増加に直面する可能性があります。

金利上昇リスクへの対策

金利キャップの活用(1.25倍ルール)

変動金利を選択する際には、金利キャップという制度を利用することで、金利の上昇リスクをある程度コントロールできます。金利キャップとは、金利が一定レベル以上に上昇した場合に、その上限を設定することで、返済額の急激な増加を防ぐ仕組みです。

繰り上げ返済の計画

また、返済期間中に余裕ができた場合には、繰り上げ返済を行うことで、将来の金利上昇リスクを低減させることが可能です。繰り上げ返済により、ローンの残高を減少させ、返済期間を短縮することで、総支払額を抑えることができます。

ローン計画の見直し

定期的な見直しの重要性

経済状況は常に変動しています。そのため、住宅ローンを組んだ後も、定期的にローン計画を見直し、現在の金融環境や自身の経済状況に最適な戦略を立てることが重要です。

ローンの借り換え

特に、マイナス金利解除後のように金融環境に大きな変化があった場合には、ローンの借り換えを検討することで、より有利な条件での返済が可能になる場合があります。借り換えにはコストがかかるため、そのメリットとコストを慎重に比較検討する必要があります。

個人的見解の域を超えませんが・・・

今回のマイナス金利政策解除が個人の住宅ローンの金利に与える影響は小さいとみています。 住宅ローン利用者の約7割が利用しているとされる変動型金利は、短期プライムレート(短プラ)と連動して動く傾向があります。

※短期プライムレートとは、金融機関が企業にお金を貸し出す際の「最優遇貸出金利」のうち、1年以内の短期貸出金利の基準となるものの事ですが

三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、 マイナス金利政策解除を受けても、この短期プライムレート(1.475%)を据え置くことを決めたようです。
 このため、各行が定める変動型住宅ローンの金利は大きく変化しないとみられます。

 短期プライムレートの決定要因は明らかにされていませんが、短期プライムレートが最後に下がったのは、日本銀行が政策金利(無担保コールレート翌日物の誘導目標)を0.3%程度から0.1%程度に引き下げた2009年と言われています。
 しかし、2016年に日本銀行がマイナス金利政策を導入した際には、短期プライムレートは据え置かれました。

 これは、企業向け貸出や住宅ローン金利が一段と下がって、銀行の収益に悪影響を与えることに配慮したためとみられています。
その際に、短期金利が引き下げられたにもかかわらず、短期プライムレートの引き下げは送られたことから、 今回、短期金利がそれ以前の水準まで引き上げられても、短期プライムレートの引き上げは見送られたと予想できます。

今回のマイナス金利政策解除については、 短期金利の引き上げ幅がわずかであり、また長期金利が目立って上昇していないことや、短期プライムレートが据え置かれるとみられることから、生活や経済への影響はかなり限定的と言えるように思います。

固定金利と変動金利、それぞれのメリットとデメリットを理解し、自身のライフスタイルや将来の計画に最適な選択を行うことが大切です。また、ローン計画は一度きりのものではなく、定期的に見直しを行うことで、より良い金融環境での生活を実現できるのではないでしょうか?

住宅ローンについては一人の意見ではなくいろいろな方の見解を聞いていた方がいいのかな~とも思います!

皆様の家づくりが良きものとなりますように(^^♪

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