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コンパネと構造用合板の違いとは?適切な選び方を用途別に解説

コンクリート造と木造、どちらの建築にも欠かせない合板。
その中でも、コンパネと構造用合板は、用途や特性が大きく異なります。
見た目も似ているため、違いを理解せずに選んでしまうと、施工に支障をきたしたり、思わぬコスト増につながる可能性も。
この記事では、コンパネと構造用合板の具体的な違いを比較し、適切な選び方を解説します。

コンパネと構造用合板の違いとは?

強度比較

コンパネと構造用合板は、どちらもベニヤ合板の一種ですが、強度は大きく異なります。
構造用合板は、建物の構造を支えることを目的として作られているため、コンパネよりも高い強度が求められます。
JAS規格では、構造用合板は「特類」から「3類」まで、コンパネは「1類」から「3類」まで、それぞれ等級が定められており、特類の構造用合板は1類のコンパネよりも一般的に高い強度を誇ります。
使用する木材の種類や接着剤の性能によっても強度が変化するため、使用する用途に合わせて適切な等級を選ぶ必要があります。

ホルムアルデヒド放散量比較

ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因となる物質です。
コンパネと構造用合板は、ホルムアルデヒド放散量にも違いがあります。
F☆☆☆☆からF☆までのランク付けがされており、F☆☆☆☆が最も放散量が少なく、安全性の高い製品です。
住宅の構造材として用いられる構造用合板は、F☆☆☆☆が求められるケースが多い一方、コンクリート型枠用として使われるコンパネは、F☆☆☆でも問題なく使用可能です。
ただし、近年では環境への配慮から、コンパネにおいてもF☆☆☆☆の製品が増えています。

サイズと価格の違い

コンパネと構造用合板のサイズは、ほぼ同じですが、微妙な違いがあります。
一般的なコンパネは900mm×1800mmまたは600mm×1800mmであることが多いのに対し、構造用合板は910mm×1820mmのサイズが一般的です。
これは、鉄筋コンクリート造の建物がメーターモジュールを基準に設計されることが多いのに対し、木造建築では尺モジュールが基本となるためです。
価格については、構造用合板の方が一般的に高価です。
これは、強度の違いや、使用する木材、接着剤、製造工程などの違いによるものです。
特に、ウレタン樹脂で表面加工されたコンパネは、価格が高くなる傾向があります。

表面仕上げの違い

コンパネと構造用合板では、表面仕上げにも違いがあります。
構造用合板は、壁や床、屋根の下地として使用されるため、表面の仕上げは比較的粗いです。
一方、コンパネはコンクリートの型枠として使用されるため、コンクリートが固まった後に型枠を剥がしやすいよう、表面が滑らかに仕上げられています。
特にウレタン樹脂で表面加工されたコンパネは鏡面に近い仕上がりとなり、コンクリートの表面を美しく仕上げるのに役立ちます。

コンパネと構造用合板の選び方を解説

用途別の選び方

コンパネと構造用合板の使い分けは、その用途によって大きく異なります。
構造用合板は、建物の構造部分(壁、床、屋根など)に使用され、高い強度と耐震性、耐風性が求められます。
一方、コンパネは主にコンクリートの型枠として使用されます。
コンクリートの型枠以外では、工場の床材や、イベント会場の仮設ステージなど、比較的強度が求められない用途にも使用されます。

素材の特性と注意点

コンパネと構造用合板は、どちらも木材を薄く剥いて積層したベニヤ合板の一種です。
しかし、使用する木材の種類や接着剤、製造工程の違いによって、強度、ホルムアルデヒド放散量、価格、表面仕上げなどが異なります。
そのため、それぞれの特性を理解した上で、用途に合った製品を選ぶことが重要です。
特に、湿気や温度変化による影響を受けやすい点には注意が必要です。

まとめ

コンパネと構造用合板は、どちらも合板の一種ですが、強度、ホルムアルデヒド放散量、サイズ、価格、表面仕上げなどに違いがあります。
それぞれの特性を理解し、用途に最適な製品を選ぶことが重要です。
特に、建物の構造材には高強度の構造用合板、コンクリートの型枠にはコンパネを選ぶのが一般的です。
適切な選び方をすることで、施工の効率化やコスト削減、安全性の向上に繋がります。
JAS規格を確認し、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることも有効です。

当社では新築だけでなく、既存住宅のリノベーションにも強みを持ちます。
構造補強や断熱性能の向上など、最新の基準に対応しながらも、住まいに込められた家族の思い出を大切に残す設計が可能です。
ぜひ住宅建築をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

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