本日、2024年9月1日(快晴)
兵庫県では阪神大震災があったことから、防災の日は9月1日というより
1月17日の方がイメージが強いですが
毎年9月1日は「防災の日」として、災害に対する備えの重要性が改めて見直される日です。
↓兵庫県の防災ネットページのリンクです!
日本は地震、台風、豪雨などの自然災害が多く、家族の安全を守るためには住まいの防災対策が欠かせません。
今回は、注文住宅でできる防災対策についてご紹介します。これから家づくりを考えている方、ぜひ参考にしてください。
日本は世界有数の地震多発国です。そのため、地震に強い家づくりが最も重要な防災対策のひとつです。
(1)耐震構造の選択 耐震構造とは、地震の揺れに耐えるための設計や建築技術のことです。
一般的な耐震構造には「耐震」「制震」「免震」の3種類があります。
(2)基礎工事の重要性 基礎は家全体を支える土台です。地震に強い家を建てるためには、しっかりとした基礎工事が欠かせません。
大きく分けると「布基礎」や「ベタ基礎」と呼ばれる基礎の形状があります。
布基礎は建物の外周部と主要な柱の下に基礎を設ける形式、
ベタ基礎は建物全体の下に鉄筋コンクリートのスラブを敷く形式で、面で支えるために地震時の揺れを均等に分散する効果があります。最近では多くの建築会社が採用しています!
日本では台風や集中豪雨による被害も頻繁に発生しています。これに備えるための家づくりも重要です。
(1)耐風性の強化 台風の強風に耐えるためには、家の外壁や屋根の耐風性を強化することが必要です。具体的には、以下の対策が有効です。
(2)排水計画の徹底 豪雨時に雨水が家の中に入り込むことを防ぐために、排水計画をしっかりと立てることが必要です。以下のような対策が考えられます。
火災もまた、家族の命を脅かす大きなリスクです。火災に強い家づくりのためには、以下のような対策が有効です。
(1)耐火建材の使用 耐火性能の高い建材を使用することで、火災時の被害を最小限に抑えることができます。耐火ボードや防火サイディングなど、火に強い素材を選ぶことが重要です。
(2)防火設備の設置 火災が発生した際に迅速に対応できるよう、防火設備を設置しておくことも重要です。自動火災報知器やスプリンクラーシステム、消火器の配置などを検討しましょう。
(3)家庭内の防火意識の向上 家庭内での防火意識を高めるためには、定期的な防火訓練や避難計画の確認が必要です。火災が発生した際に迅速に避難できるよう、家族全員が避難経路を理解しておくことが大切です。
地震や台風によって家の中の家具が倒れると、ケガのリスクが高まります。以下のような対策を講じることで、生活空間の安全を確保しましょう。
(1)家具の固定 大きな家具や家電製品は、壁や床にしっかりと固定することが必要です。家具固定用の器具を使用し、倒れやすい家具が動かないように対策しましょう。
(2)安全な配置 寝室やリビングなど、人が長時間過ごす場所には、落下物がないように配慮しましょう。寝室には重い照明器具や棚を置かず、リビングでもテレビや本棚の位置を工夫して安全性を高めます。
家づくりの段階で災害に備えた収納スペースを設けることも大切です。非常食や水、医薬品、生活必需品など、一定期間生活できる備蓄を確保しておくと安心です。
また、家族全員で防災意識を高め、災害時の避難場所や連絡方法を確認しておくことも重要です。
災害に備えるための家づくりは、家族の安全を守るために欠かせないものです。
地震や台風、火災などさまざまな災害に対して、家そのものの構造を強化するだけでなく、日常の備えも怠らないことが大切です。注文住宅ならではの自由な設計を活かし、最適な防災対策を取り入れた家づくりを実現しましょう。
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